毎年、滋賀県内のすべての公立中学校で実施されている「中学生チャレンジウィーク制度」事業支援の一環として、6月26日~30日の5日間、弊社信楽工場で信楽中学校2年生2名の職場体験を受け入れました。
まず初めに、「カラー見本陶板の製作」を体験してもらいましたが、陶板にボールペンで線を引く工程は、集中力が必要とされるため難しく、苦労しました。
また、施釉場の清掃ではスコップを使って、壁面や床についた釉薬を削りとる作業を行いました。清掃場所に合わせてスコップからヘラに持ち替えるなど、自分で考え、工夫しながら取り組むことができました。
更に、表札づくりを体験しました。実際に体験したことで、表札の表面を平らにするのが難しいことだと感じたと話してくれました。表札づくりに取り組むにあたって両生徒は、どんなデザインにするのか事前に考え、製作に励みました。計画性をもって取り組むことで充実した経験となりました。
生徒たちは「清掃が楽しく取り組めた」や「ポストカードの転写貼りが楽しかった」、「転写紙から空気を抜くときの力の入れ具合が難しかった」などたくさんの発見に喜んでいました。
短い期間ではありましたが、両生徒にとって自分の将来を考える貴重な経験になったのではないかと思います。
今後も弊社では、地域に密着した育成支援に協力し続けて参ります。