福岡県太宰府市の坂本八幡宮に、弊社の陶板を使用した奉納碑が設置され、11月11日に除幕式が行われました。
坂本八幡宮
除幕の様子
坂本八幡宮は、歌人・大伴旅人が「梅花の宴」を催し、元号「令和」の由来となった万葉集の一節を詠んだ場所です。大伴旅人をモチーフにしたこの碑には、「やまと言葉の美しさを讃え、和歌など日本文化への関心を深めてもらいたい」という願いが込められています。
陶板には、彩墨画家 水江東穹氏が描いた酒を傍らに紅白の梅を愛でる旅人の姿と、旅人の詠んだ歌「価無き宝と言ふとも一坏の濁れる酒にあに益さめやも」(価値のつけられないほどの宝でも仲間と酌み交わす一杯の酒にはかなわない)が書かれ旅人の穏やかな表情や梅の華やかさが豊かな色彩で焼きつけられています。
「大宰帥 大伴旅人碑」正面
裏面
御田良知宮司は、「令和を生んだ旅人の酒と花を愛でた心、人柄に思いをはせてほしい」と語られました。
また、碑を奉納された岡本氏は「麗しく平和な時代という意味を持つ『令和』にちなみ、日本が末永く平和であってほしい」とご挨拶されました。
これからも、伝統と文化を未来へ繋ぐものづくりを続けてまいります。
■坂本八幡宮
〒818-0101福岡県太宰府市坂本三丁目14番23号








