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被爆80年「原爆の絵碑」色褪せない陶板で永遠に

2025/08/07

7月22日、対岸に原爆ドームが見える広島市中区の相生橋西詰にて、陶板を使った新たな「原爆の絵碑」の除幕式が行われました。

  • 除幕式の様子 
  • 橋の向こうに原爆ドームが見える場所に設置 

ヒロシマでの原爆の惨状を伝えるため、被爆者の描いた原爆の絵碑は、これまでに10基広島市内の寺や教会、病院などに設置されています。11基目となる絵碑は、被爆80年にあわせ、19年ぶりに新たに設置されたもので、これまで活動を行ってきた市民グループ、「被爆者が描いた原爆の絵を街角に返す会」と広島市が初めて共同で製作しました。

碑には、陶板に焼き付けた4枚の絵と、「あの日、この地で」と題した説明板が組み合わされ、「再びこの風景が地球上に繰り返されないように、絵を見つめてください」とのメッセージが添えられています。

また、縦70センチ、横130センチ、高さ60センチの絵碑の台座の上には、現地近くのサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」の建設時に発掘された旧陸軍施設跡の被爆遺構の石畳5枚が設置され、陶板を縁取る額のように使用されました。
 

  • 被爆遺構の石畳に設置された陶板 
  • この地で平和へのメッセージを伝え続ける 

 
原爆の絵碑が、これから先ずっと、この場所を訪れる人たちに平和へのメッセージを伝え続けるものとなることを願います。


◆11基の原爆の絵碑MAPは以下のページをご確認ください。

被爆者の描いた原爆の絵を街角に返す会 - atomic-bomb-memorial
 

  • 陶板(toban)
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