ホーム > ニュース > 東京科学大学で登壇

NEWS

東京科学大学で登壇

2025/05/16

4月24日、東京科学大学物質理工学院の学生が受講する「セラミックス実験第一」に弊社社長の大杉が登壇し、講義を行いました。
 
この授業は、セラミックスの作製や釉薬の発色のメカニズムを、実験やグループワークを通して学ぶことを目的としています。
窯業系の材料について研究を始めるのにあたり第1回目の授業となる今回、ゲスト講師として岡山理科大学の草野圭弘教授と共に、授業全体の導入となる基礎講義を行いました。草野教授による備前焼の釉薬の発色研究についての講義の後、大杉からは、「窯業の現在地 大塚オーミの焼きもの」をテーマに、焼きものの基礎知識や様々な焼きものの成形方法の紹介、大塚国際美術館建設時の現地調査から製作までの話や、弊社の複製製作の技術・活用方法などについて講じました。
 
講義を聴いた学生からは「再現しにくい文化財はありますか。」「バーチャルが発展している現代、実体があるものでなく、バーチャル上のものを陶板にすることはできますか。」「実際に大塚国際美術館や信楽工場の見学がしたい。」など多くの質問や感想が寄せられました。また、講義後には弊社から持参した陶板の色サンプルや複製品を、多くの学生が手で触れながらじっくりと観察する姿もうかがえました。この講義が、今後の実験やグループワークに興味を持って取り組むきっかけになればと思います。
 
今後も、学生たちの学びが広がる活動を続けてまいります。

  • 授業の様子 
  • 最新の複製技術について話す大杉 

  • 陶板(toban)
  • Special Contents
  • 陶板名画

ショールーム見学予約

弊社のオリジナル製品および、多彩なアーティストの方々との共同制作品、キトラ古墳をはじめとする文化財複製再現製品などの製品を、テーマ別に紹介しています。

  • 見に行ける!実績案内
  • 大塚国際美術館
  • もうひとつのスクロヴェーニ礼拝堂 <前編>
  • TOKUSHIMA VORTIS official website
  • メールレター登録・退会
ショールーム見学予約