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広島大学医学部 疎開之地に陶板記念碑を設置

2024/11/04

原爆投下の前日に疎開し、被爆を免れたことを記念する広島大学医学部の記念碑が、浄土真宗本願寺派高林坊に設置され、10月14日に除幕式が行われました。
 
広島大学医学部の前身、広島県立医学専門学校は、1945年、現広島市南区に設立されました。原爆投下の前日、8月5日の開校式直後、その日のうちに現在の広島県安芸高田市にある高林坊に疎開して、教職員、学生ら約120人ほぼ全員が被災を免れました。
この出来事が起点となって今日まで続いてきたことを伝えるため、2025年、広島大学医学部創立80周年の節目に際し記念碑を設置。碑には、本堂での授業の様子を描いた「空腹と葛藤しながら受ける授業」(第一回卒業生 赤松和彦氏 画)を陶板に焼きつけて埋め込み、医学部の歴史と高林坊とのゆかりが碑文に記されています。
 
この陶板記念碑が、平和を希求する心を未来へと引き継ぎ、広島大学医学部の歴史を多くの人に伝える一助となればと考えます。

  • 陶板がはめ込まれた碑 
  • 高林坊とのゆかりの記された碑文と共に設置 
  • 式典の様子 
  • 式典での集合写真 

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広島大学医学部疎開の記念碑を建立 広島・安芸高田
 
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広島大学医学部 疎開之地に建立した記念碑の除幕式を開催しました | 広島大学


 

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