4月20日、鳴門市役所の新庁舎開庁記念式典が行われ、当社が製作した陶板もお披露目されました。
陶板は、日本を代表する絵師である歌川広重、葛飾北斎が描いた「鳴門の渦潮」をテーマとする作品、3点を拡大して焼き付けたもので、庁舎西側、うずしお広場横の通路に設置しています。それぞれの作品を陶板で大きく拡大することで、力強くうねる渦潮の細かな波しぶきの表現や、絵師による描き方の違いなど、細部まで楽しんでいただけます。
鳴門市旧庁舎は建築から約60年が経過し、防災拠点機能の不足や庁舎の分散に伴う業務などの非効率性など、様々な課題を解消するため、新庁舎整備が行われました。
式典では鳴門市の泉理彦市長から「未来を見据えたこの庁舎が市民に愛され、新たなシンボルとなることを願っている」との言葉があり、新庁舎の設計者の内藤廣氏からは、「旧市庁舎の面影を留める要素を残しながら、次世代に繋ぐべく建物を完成させた。」と、建築に込めた思いが語られました。
新しい庁舎と共に、鳴門の象徴である「渦潮」の陶板が世代を超えて親しまれ、市民の皆さんの憩いの場となることを願っています。
お近くにお越しの際は、是非、ご覧ください。
■鳴門市役所
〒772-0003徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜170
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