ホーム > ニュース > 京都産業大学 新学生寮竣工式|陶板がお披露目されました

NEWS

京都産業大学 新学生寮竣工式|陶板がお披露目されました

2024/02/16

2024年4月に開寮する京都産業大学の新学生寮「本山寮」の竣工式が2月5日に行われ、寮内のエントランス、渡り廊下、食堂棟の3箇所に設置された陶板作品がお披露目されました。

エントランスには、同大学の創設者 荒木俊馬氏直筆の「夢」という書を、約1.5m角の陶板に焼き付けたモニュメントを設置。この書は生前、荒木氏が当時の学生に贈られたもので、これから大学に「夢」を抱いて入学してくる学生たちに向けた、応援メッセージとなっています。

  • エントランスに設置された「夢」 
  • 除幕の様子 

渡り廊下と食堂棟には、県外から来る学生に「京都ならではの体験や学びを得るきっかけにしてほしい」という思いから、京都出身の染色家 皆川泰蔵氏の「版画 京都百景Ⅰ」(1963年発行)に掲載された作品と、京都を中心に活躍する気鋭の日本画家 武田修二郎氏が描き下ろした日本画作品、それぞれ14点を、H30㎝×W45㎝の陶板に焼き付けました。

  • 渡り廊下:皆川泰蔵氏の作品 
  • 食堂棟:武田修二郎氏の作品 
  • 学章など大学ゆかりのモチーフが隠されている 
  • 見学会の様子 

京都産業大学では創立50周年の際、創設者 荒木氏ゆかりの地に陶板による記念碑を設置。その後も荒木氏の想いを継承するため、陶板を活用したキャンパス整備に取り組まれており、真理館天地館本館にも陶板によるオリジナル作品が設置されています。
 
今回陶板を設置した本山寮は、集団生活の中で自己の人間力を磨き上げるための「教育寮」と位置付けられており、アート作品を活用した教育の一環として陶板が採用されました。保存管理の難しい書や日本画を、耐久性に優れメンテナンスが容易な陶板に焼き付けることで、生活の中でアートを楽しめる学生寮が完成しました。
 
▼新たな教育寮「本山寮」を竣工!寮生活を通して人間力を育み、”将来の社会を担って立つ人材”を育成【2024/02/05:KYOTO産大ニュース】|京都産業大学YouTubeチャンネル|
https://www.youtube.com/watch?v=afu28m0nMKQ
 
 
■京都産業大学
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
https://www.kyoto-su.ac.jp

  • 陶板(toban)
  • Special Contents
  • 陶板名画

ショールーム見学予約

弊社のオリジナル製品および、多彩なアーティストの方々との共同制作品、キトラ古墳をはじめとする文化財複製再現製品などの製品を、テーマ別に紹介しています。

  • 見に行ける!実績案内
  • 大塚国際美術館
  • もうひとつのスクロヴェーニ礼拝堂 <前編>
  • TOKUSHIMA VORTIS official website
  • メールレター登録・退会
ショールーム見学予約