今年6月5日に第72回全国植樹祭の式典が行われた滋賀県甲賀市の鹿深夢の森で、記念碑の設置工事が終了し、10月23日、第72回全国植樹祭を記念した植樹イベント『秋のポスト全国植樹祭』で除幕式が行われました。
大塚オーミ陶業が製作した記念碑の陶板には、多くの人が参加した植樹祭での写真を背景に、滋賀県の三日月大造知事の力強い筆で、大会テーマの一部が記されています。
また、陶板を支える躯体には、県内の比良山脈で採れた御影石が使用されており、滋賀で培われてきた「森林」・「びわ湖」・「人(暮らし)」のかかわりが感じられます。
第72回全国植樹祭が開催され、植樹などの森林づくり活動がこの地で行われたことを、将来世代へ伝えるために建立されました。
三日月知事からは、
「自分の字が陶板に焼き付けられ未来に残るということは、少し恥ずかしい気持ちはありますが、嬉しいことでもあります。この陶板はやきものの里信楽で製作されました。」
とご紹介いただきました。
記念碑が披露されると、周囲から歓声が湧き、イオン株式会社の渡邉廣之執行役副社長をはじめ、除幕式に参加された約70名の方々に陶板をご覧いただき、記念撮影をするなど賑やかな空気となりました。
この記念碑が、滋賀県の大切な資源であるびわ湖や緑豊かな森林と人との関わりを再認識するきっかけになればと思います。
お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
■鹿深夢の森
滋賀県甲賀市甲賀町大久保507番地2
鹿深夢の森 [公式観光サイト] (biwako-visitors.jp)