9月2日、京都産業大学本館の竣工式が行われ、弊社がデザイン・製作した陶板が設置された記念ホールもお披露目されました。
記念ホールは、大学の歴史と建学の精神、これからの未来を感じさせる空間にしたいとの想いを受け、壁面の陶板には、学歌や周囲の山々、創設者 荒木俊馬氏の描いた挿絵などをモチーフに、爽やかなブルーで「新たな始まり」を表現。床面の陶板には、荒木氏の故郷である熊本県来民(くたみ)の大イチョウからイメージし、葉が舞い広がるデザインとなっています。
京都産業大学では、創立50周年の際に、荒木氏の生誕の地、ゆかりの地に陶板による記念碑を建立。その後も、キャンパス内の学舎に荒木氏の教育への熱い想いを学生に伝えるものとして、陶板を継続して活用いただき、2020年には、真理館に大イチョウをモチーフにしたレリーフ、2021年には、天地館に荒木氏が生涯をかけた天文学研究から「宇宙」をテーマにしたアートワークを設置されてきました。
今回竣工した本館記念ホールを含め、これまで創り上げた4つの陶板作品が、京都産業大学の歴史、想いに触れていただけるきっかけになればと思います。
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