4月26日、香川県立ミュージアムで、春の特別展「自然に挑む 江戸の超(スーパー)グラフィック-高松松平家博物館図譜-」の開会式が行われました。
この企画展では、讃岐国高松藩を治めた高松松平家に伝来する「高松松平家博物図譜」がこれまでにない規模で公開されます。
「高松松平家博物図譜」は、水生生物を描く「衆鱗図」、鳥を描く「衆禽画譜」、植物を描く「衆芳画譜」「写生画帖」の4種13帖で構成され、微細な線、質感を表すための素材や彩色の工夫、平面にこだわらない表現方法などを駆使し、存在感のある姿で描写しています。
弊社は企画展に合わせ、特に技法が優れている衆鱗図第一帖「鯛」を陶板で製作。
製作した陶板は、公益財団法人松平公益会 松平賴武 会長(高松松平家14代当主)から香川県立ミュージアムへ贈呈され、「衆鱗図は歴史的な文化財で手軽に触れるものではない。今回、世界的にも描写力が優れていると評価されている大塚国際美術館の陶板名画を製作した大塚オーミ陶業へ依頼し、色調、質感共にリアルな陶板が出来上がった。是非間近で鑑賞していただきたい。」と、ご紹介いただきました。
この企画展は、来月の26日まで開催されます。
是非、お立ち寄りください。
■「自然に挑む 江戸の超(スーパー)グラフィック-高松松平家博物館図譜-」
会期:平成31年4月27日(土)~5月26日(日)※休館日 5月7日(火)5月13日(月)5月20日(月)
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
夜間開館日時:4月27日(土)~5月6日(月)5月10日(金)5月11日(土)5月17日(金)5月18日(土)5月24日(金)5月25日(土) 午後8時まで(入館は閉館の30分前まで)
会場:香川県立ミュージアム 2階特別展示室
※詳しくは香川県立ミュージアムのウェブサイトをご確認下さい。