10月22日(土)、岩手県の大槌町立大槌学園に設置された、東日本大震災復興支援モニュメント「ぼくたちはいつも何かとつながっていて世界は命であふれている」の除幕式が行われました。
このモニュメントは、2014年に高島屋が東日本大震災復興支援として主催したイベントで、アーティストの淺井裕介氏が大槌町の子どもたちと一緒に“未来”をテーマにワークショップを行い制作した作品を、陶板に焼き付けたものです。原画は日本橋高島屋、京都高島屋、大葉高島屋(台湾 台北市)、玉川タカシマヤS-C、そして大槌町にて展示された後、しばらくの間倉庫で保管されていましたが、「メモリアルなものとして、次世代に残したい」との思いから陶板を採用していただきました。
検品のため実際に淺井氏と関係者の方々に信楽工場へお越しいただき、淺井氏自ら陶板に大槌町の子どもたちへのメッセージとサインも入れていただきました。
この作品が次世代を担う子どもたちに、永く受け継がれていくことを願っています。
■淺井 裕介
絵かき
1981年東京生まれ。1999年神奈川県立上矢部高等学校美術陶芸コース卒業。
泥、マスキングテープ、ほこり、小麦粉など身の周りにある手近な素材を用い、描く場所を選ばず人物や動植物を描き出す。
▶http://urano.tokyo/artists/yusuke_asai/