愛知県名古屋市の北東端、守山区上志段味にある、志段味古墳群（しだみこふんぐん）。多くの古墳が残っており、国の史跡に指定されています。その上志段味の地では「歴史の里」として築造当時の古墳の様子や、当時の暮らしが体験できる施設の整備が進められています。

その古墳群の中の一つである、中社古墳（なかやしろこふん）で発見された「円筒埴輪」と大久手３号墳で発見された「須恵器」を、名古屋市教育委員会 より複製品製作委託を受け、弊社で製作しました。中社古墳の埴輪は、表面に縦方向の筋（ハケメ）がついており、帯状の各段には３つずつ三角形の透孔があい ているのが特徴で、大変珍しい埴輪だと言われています。

• ●弊社で製作した「須恵器」（左）と「円筒埴輪」（右）の複製 

• ●史跡中社古墳に設置された「円筒埴輪」複製01 
• ●史跡中社古墳に設置された「円筒埴輪」複製02 

「歴史の里」は現在、一部の整備が完了し一般公開されています（完成は2018年度予定）。お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。


■ 歴史の里
愛知県名古屋市守山区上志段味大久手下
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/11-2-7-0-0-0-0-0-0-0.html（名古屋市ホームページ内）